お出かけ事情 デルフト編 2
今日は旧教会の事を書きます。
11:43
旧教会(Oude Kerk)
昨日とちょっと違う旧教会の写真。
左手に緑のカナル(オウド・デルフト)。
行く手には旧教会。
有名な通りらしいワ。
旧教会を語る時、このカナルに沿った道は欠かせない。
皆、この位置から旧教会をカメラに収めるんだ。
云わば究極のスポット。
旧教会。
少し傾いているのが解る?
オランダの、"ピサの斜塔" とも呼ばれているんだって。
入場チケットは旧・新教会(塔)、合わせたコンビ・チケット、確か7ユーロ。
デルフトへ来たら、チケット代払っても入館した方が良いと思うネ。。
ステンド・グラス 1
入って直ぐにステンド・グラスに出逢える。
この日は雨もよいの曇り空。
せっかくのステンド・グラスが陽に映えない。
それでも、この写真は絵柄がハッキリ出てる方。
まるで絵画。
ステンド・グラス 2
一面のステンド・グラス。
もう少し光が入った写真もあったのだけど・・中途半端な光より、いっそ抑えたこの写真にした。
太陽が煌いていれば、そりゃあ素敵でしょう。
昔、スペインの教会のステンド・グラスを団体様ご一行で姉と見た事があった。。
それはそれで、天井とかもスゴかったけど・・・、そうだ、思い出した!天井いっぱいにブルーと白で天使画が描かれていた。
アムステルダムの青い空と雲を見ると、まるであの時見た天使画の様だナ~、と思ったんだヨネ。
そして、、フェルメールの青はオランダの空の色なんだって。
何だーー、皆繫がった。不思議で面白い。
パイプ・オルガン 1
素晴らしく大きなパイプ・オルガン。
なんて、見たの初めて。
静かに鎮座ましましてたわヨ。
私達が行った時は来場者、1組か2組。
静かに静かに時は流れた。。
遠~くの方で小さく賛美歌の声。それも周りの静寂が一層伝わる様な。。。
その賛美歌が音として聞こえるんじゃなくて、ずーとそこに居る様な。。。
不思議な感覚で聴くともなく聴いていた。
パイプ・オルガン 2
こちらは小さいキャビネットの様なオルガン。
旧教会には大小2台のパイプ・オルガンがあるんだワ。
12:04
ステンド・グラス 3
少し陽が射して来たのネ。
ステンド・グラスの本来の美しさがちょっとだけ蘇ったワ。
何と云う、細かな大掛かりな作品。
素晴らしいの一語!
教会の中は薄暗く、ステンド・グラスを輝かせるのに効果的。
石碑 1
フェルメール・石碑。
オランダの画家、「ヨハネス・フェルメール 」がこの旧教会に埋葬されてるらしいと友人からの情報。
お墓があるならお参りしたいナと思ってた。
館内地図を頼りにオランダ婦人らしい2人組も教えてくれて、ついに石碑に行き当たった。
最初、この下に埋葬されてるのかと思って(他にも所縁の方々の石碑が埋め込まれていた)、、上っちゃって良いのかしらとこわごわ踏んでいたけど、埋葬はされていず石碑だけ床の石と共に埋め込まれていた(と、後で解った)。
このミサを臨む場所に、祀られているフェルメール。
石碑 2
もう1つ石碑があったの。
こちらは、フェルメール没後300周年の記念碑。
43歳の若さで亡くなり、生まれてから生涯をこのデルフトの地で過ごしたんですって!
デルフトの街を愛したフェルメール。
デルフトの人達には神にも匹敵する愛すべきヒーローでしょうネ。
ハンギング・バスケット
旧教会の壁に沿って飾られたハンギング・バスケット。
建物の渋さに赤い花が良く似合うワ。
この街の人達、行政の人達か、どちらにしても丹精込めて絶やさず毎年飾られる。
近くで眠っているであろう、フェルメールにも届いてるワ。
明日は新教会(Nieuwe Kerk)を届けます。。