66才からのアムステルダム生活

66才(女)語学(ダメ)コミュ力(多少)が、海外移住をしてみたら。。

オランダ 幼児向け絵本 2

絵本第2弾。
 
引き続き、オランダ語勉強の為の絵本選び。。
 
 
「ディマスの蝶々」

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気になる1冊に出逢って..手に取ってみる。。

 

 

裏表紙

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わッ!この男の子の帽子が良いワ。

 

ベトナムの男の子のお話かしら。。

 

編み笠みたいなこの麦わら帽子、ベトナムだと「ノンラー」と呼ばれるんだって。

 

 

あらッ!?その前に。。

作者名「サトミ・イチカワ」って書いてある。

日本人なのネ??

 

恥ずかしながら...私はサトミ・イチカワさんを知らない。

 

市川里美・・岐阜生まれで1971年パリに渡り、現在もパリ在住。..ですって。

世界で出版された絵本は70冊を超える。そう。

代表作「春のうたがきこえる」

 

「ディマスの蝶々」、日本語タイトルは「あかいチョウチョ」

 

日本人作家の絵本が、世界各国の言葉で、世界の子供達に読まれている。

 

かく云う私は、オランダの図書館でこの本を知った訳デス。

 

 

1

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ディマスはオーマ(おばあさん)とアジアの小さな村に住んでいる。

 

ディマスの為にマットレスにワタを入れてるおばあさん。見ているディマス。

ここでも又、ほのぼのおばあさんと男の子の愛情が伝わって来るネ。。

 

 

2

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ある日、赤いチョウチョがディマスの前に現れて、それを追いかけて行くディマス。

 

追いかけても追いかけてもつかまらない蝶々。

 

とても繊細な絵で、生きものと自然の描写が素晴らしく..どのページも見入ってしまいながら・・・最後の、おばあさんとディマスが空の星を見ながらの良いシーンがあるの。

ここでも、何だか妙に物悲しく...。

 

東南アジアのどこかの村の男の子とおばあさんのお話。

物語りも良いけど..何と云っても絵の素晴らしさ。。。

私は専ら絵専門かナ。。読むより見る..ですワ。

 

 

又、オランダ語の勉強を兼ねた素敵な絵本、、載せたいと思います。

何でも有り..の私デス。。又明日。