オランダ ミュージアム事情 24「Hermitage」2
一昨日月曜日、行って来たヨ。リベンジのエルミタージュ美術館。。。
中庭
やっぱり特別展らしく、前来た時と違うワ~~。
3種の特別展示をやってるらしい。
「オランダのマスター達の絵画がロシアのエルミタージュから」
「オランダ黄金時代の絵画」
「新しい画家達」
エントランス
右手が受付。
年間ミュージアムパスカードを持っていても、展示内容によって、プラスの特別料金を取られる事があるけど、ここでは10ユーロも支払った。
それだけで、特別感がプンプン...!!
階段を上るとカフェが現れる。
エレベーター
広いエレベーター。
レンブラント
レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン 1606-1669
「耳飾りをつける娘」
観始めて、すぐに飛び込んで来たレンブラント作品。
今回、「ファン・ゴッホ」ではなくて「レンブラント」の作品多数。
ファン・ゴッホは、クレラー・ミュラー美術館で初めての作品沢山観たから、今度はレンブラントで楽しみましょう。
蛇足ですが、耳飾りと云えば...レンブラントの26年後に生れたフェルメールは「真珠の耳飾りの少女」。
耳飾りは若い娘の象徴なのかナ。。。
鏡を見ながらつけているところらしい。
こちらも、どうやら耳飾りはパールね。
アブラハム・ブルーマールト
アブラハム・ブルーマールト 1564-1651
「荒野の預言者エリヤ」
エリヤ・・旧約聖書に登場する預言者。
聖書の類いは殆ど無知なので、 ご勝手に解釈お願いします。
オランダのどこの美術館も、宗教画は必ずと云って良い程あるネ。
聖書に基づいて、ストーリーを持って描かれているんでしょうネ。
コルネリス・ファン・ハールレム
コルネリス・ファン・ハールレム 1562-1638
「洪水のための罪人」
直訳するとこうなるのだけど、旧約聖書のノアの方舟に関連したストーリー的絵画ではないだろうか?
知識がないと、この絵からは窺い知れない。
先ず私なんぞ、題名と作品がどうやっても結びつかず... "裸がいっぱい" だとしか。。。
オランダのハールレム(ハーレム)出身だそう。
ディリク・ヤコブス
ディリク・ヤコブス 1497-1567
「E会社の12人の精鋭達」
ルーカス・ファン・ライデン
ルーカス・ファン・ライデン 1494-1534
「盲人の治癒」
ライデン生まれ。画家・版画家。
こちらは新約聖書に出て来るそうな...。
盲人を治すキリストのお話らしい。。。
聖書に詳しい人は、、絵を観るのに、違った視点・思い入れがあってより楽しめるでしょうネ。良いネ。
来場者
月曜日でも、かなりの来場者。
あ、お目当ての今回の展示パンフレットの表紙を飾ったあの絵の前に人だかり。。(と云っても日本の比ではないわネ。オランダの美術館はゆったり鑑賞出来る)
立って鑑賞するのが辛い人達の為の、貸し出し椅子までご用意!
流石、オランダ。
さあ、次回はあの絵の前に立ってじっくり鑑賞デス。
と云うワケで、次回もお楽しみに。。と敢えて云う。