2019 キューケンホフ公園事情 1
2019年、初夏。今年もキューケンホフの季節。
先週の金曜日、若い友人と行って来たヨ。
早起きして9時にライ駅で待ち合わせ。
今年は、ライ駅からのキューケンホフ行きのバスで。
往復のバス代プラス入園料で30ユーロ也。
行った人はもう1度。行ってない人は写真散歩で。。
パンフレット
手の平に乗るサイズの可愛いパンフレット。
開くと公園内の花マップやイベント会場、カフェ等。
一目瞭然、良く工夫されたオシャレなパンフです。
今年のテーマ
今年のテーマ「Flower Power」
サングラスの女の人の顔の上に「フラワーパワー」の花文字が描かれている。
ちょっとハッキリしなかったので、顔だけにしちゃったけど..。
ここは階段が作られていて、壇上からの撮影スポット。
「Oranje Nassau」の建物の隣りに位置する。
Oranje Nassau Pavilion
花 1
ガーベラ。
「Oranje Nassau」のパビリオンの中。
この建物は処狭しと最新品種のバラ・チューリップ・ガーベラ・・・。
このガーベラ?を見てヨ。?マークをつけたくなる程の従来のガーベラからは思いも寄らない姿・形。
隣りに正真正銘のガーベラが居たから、ガーベラだろうと狙いをつけた様なものヨ。ハハハ。。
花 2
ガーベラ。
こちらも、ガーベラでやんしょ?と思うワケでありますけれども...ガーベラでしょう。
まるでバラの "ボタンアイ" みたいな花芯を持っている。
デモンストレーション
10:00からのデモンストレーション。
今年で4回目だと思うけど、初めて遭遇。
逆円錐状に蔓を絡ませたベースに、花を挿していく。
蔓が支えになって、ひょろりと延びた茎も良いカンジに納まる。
素敵な仕上がり。
花 3
バラ "Kings Day" 。
「王様の日」4・27
王様の日は、、ご存知、オランダの色・オレンジを何か1つ身にまとって街に繰り出す。
輝くオレンジ色のこのバラを "王様の日" と名付けたのネ。
花 4
バラ "Wild Eclaire" 。
ラナンキュラスにバラの様なゴージャスな品種あるけど..これは逆の、まるでラナンキュラス?と見紛うばかりのバラ。
人は新しいものを求めたがるものだけど...、それだけ探究心と技術がスゴいんだろうけど..求めるあまり、ラナンキュラスにバラの姿をさせたり、その逆だったり。。。
私達、観賞者にはありがたい話ではあるけれど...。
な~んて云ってないで、人の手によりこれだけの種を超えた様な美花が誕生する事をありがたく感謝して祝福しましょう。
花 5
バラ。
素晴らしい「ボタンアイ」が見えるネ。
植え込み 1
チューリップと湖。
建物を出て、いよいよ公園内の植え込みを見て歩く。
素晴らしい光景ネ。
いつも思うけど、、公園内の自然に近い造形が、花達の美しさを何十倍も輝かせているネ。
やっぱり花と緑なんだワ。それとオランダならではの水。。。
植え込み 2
この真っ赤なシャクナゲは左手にもこんもり広がっていて、今が盛りと咲いてくれている。
八重の桜と共に、この公園内で毎年見事に咲いているんでしょう。
湖
湖の渡り廊下。
こんなの見るとつい渡りたくなるネ。
私達も皆に混ざって写真を撮ったり。。
植え込み 3
花にも負けない、木々の間から覗く真っ青な空。
私の写真を、これまた数十倍素敵にしてくれてる。
この日は気温はちょっと低くて曇りと晴れだったんだけど、予報より良く晴れて写真撮るには超絶好。
植え込み 4
アネモネ・ブレンダ "White Splendour" 、フリチラリア・ペルシカ "Ivory Bells" 、ムスカリ "Touch of Snow" 。
ムスカリは、又新しい品種かしら。。何て可愛らしいんでしょう!!
植え込み 5
ムスカリ "Pink Sunrise" 。
白じゃないんだヨネ。グレーがかった薄いピンク。
で、遠目に人目を惹いたの。
こんな色も今迄なかったナ~。
やっぱ、毎年来ざるを得ないヨネ。
植え込み 6
ムスカリ "Superstar" 。
ムスカリ新品種続く(私の中だけの新品種かも)。
日本に居た時は、月に何回も市場や花屋通いだったから新しい品種は嫌でも目に入ったけど、、とんとここのところはネ。。切花専門になってしまった。。。
植え込み 7
池とチューリップ達。
花好きには堪らないヨネ、こんなとこ。
花散歩もここまで潤沢・豪華絢爛なら贅沢過ぎるってもん。
Willem-Alexander Pavilion
花
ガーベラ。
バラもチューリップもガーベラも、見た事ない品種がいっぱい!
このガーベラなんか、まるで花火が散るさま。
こちらのパビリオンでは、主にチューリップの展示。
新品種が続々だヨ~~!!
花 6
チューリップ "Green Dance" 。
ちょっと前までは考えもつかないチューリップ。
確かに、踊ってる様..かもネ。
花 7
チューリップ "Dutch King" 。
これがチューリップですか~~!?
日本古来の植物に何か..似てる。
長生きしてて良かった。最初のちょっと疑問ぽいの撤回。
見る楽しみ、ってスゴいワーー!
ありがとう!ロマン求めて追求してやまない育種家の皆さま!!
花 8
チューリップ "Virichic" 。
ユリじゃないか~い!?
まるで(まるで、ばっかり)ユリ。
いっその事、品種名・リリー、って。。。
だけど、日本を離れて少しの間に、「ビリチック」は人気商品になっていたらしい。
花の国・オランダに居て知らなかったなんて...!
この写真でのビリチックが、あまりにもユリだったから...!
..と云う事にしておいて、、まだまだある私の中での新品種の数々、もっと見てネ。
今夜はここまで。又明日..のつもりデス。