オランダ 花事情 31
今回は、オランダの花屋さんの花を訪ねて。
オランダの花、旬を届けるネ。
と云ってもそんなに日本と変わってるワケでもないんだ。
値段はこちらの方が安いヨネ。
フラワー・ショップ "Zwaan"
こんな風に街角の至る所にポツポツあるの。
オランダと云ったってそこら中、花屋と云うワケじゃないワ。
だけどテント・マーケットにも必ずと云って良いくらい1軒や2軒は入ってるの。
使いたい花を探しに行くのも楽しいネ。
マム
こちらはフラワー・ショップの店頭を飾っていた鉢植えのマム。
色がちょっと変わっていて素敵だったから撮ったの。しかも大株。
アムステルダムに何とまあキクの類いが。歩けば目に入る。
家の前の小さな植え込みにもコンテナにも、あっちにもこっちにも。
皆好きだし、多分良く育つのネ。
カルーナ
こちらはキンカ・マーケット。
カルーナがいっぱい。ブルーは色を付けてるんじゃないかと思うヨネ。
ツツジ科のエリカの近縁種。
クリスマスやお正月を彩る可愛い花ヨネ。
オリーブ
ここにも実が。
この国で実が付くのなら日本でも付くハズ。だヨネ。
ミニ・ポインセチア
こちらはガーデン・センター。
こんなちいちゃいポインセチアが3種類ズラリ。楽しいネ。
1ポット1ユーロ。値段も楽しい。安い。
窓辺に沢山並べたら、ツリーにも引けを取らないヨネ。
来年も又色付かせたいなら、9月頃から段ボールかぶせたり暗い場所に置いて「短日処理」をするの。私は成功した試しがない。
それをしないと緑葉のまま翌年一回り大きくなるの。それはそれで捨て難い姿ヨ。
短日処理、もう少し詳しく書くネ。
9月下旬~1ヵ月半くらい、夕方5時~朝8時までしっかり暗くする。
昼間は良く日に当てる。
葉の色を見ながら根気良くネ。色がハッキリしなかったらもう少し処理期間を長くしても。
スキミア
このラベルにある様に、スキミアは日本のミヤマ・シキミが親。
何とオランダの園芸品種が、私が好きで良くブーケに使ったりしたスキミア。
この品種には赤とグリーンがあって、もっと色が濃くなるワ。
アクセントに使える、とってもチャーミングな花。
日本の冬を彩るのに格好の植物だと思うから、上手に育てて赤やグリーンをいっぱいにしてみるのも良いヨネ。
改めて、スキミアがオランダの園芸品種でこんなに可愛くなって日本に帰って来たのかーと思ったら、そして今オランダに居る自分が不思議。
パンジー・ビオラ
まだ出揃わないネ。
焦らず、可愛いステキな色が揃ってから買った方が後悔しないワ。
来年の初夏まで一緒に居るんだもの。
秋植え球根と一緒に植えたらそりゃあ来年の春が待ち遠しいワ。
ローズ・ヒップ
バラの実。
偶然にもミラクル・ローズと云うミニ・バラを育てていたのヨ。
普通は家庭で育てているとあまり実が付かないじゃない。
それがこのミラクル・ローズはミラクルと云うだけあって小さいオレンジの実が良く付いたの。
不思議なくらい毎年いっぱい付けてくれた。どこにお嫁に行ったんだっけ?
ムラサキシキブ
近くの、フラワー・キオスクと云うお店で。
綺麗過ぎる紫。着色してないと思うヨ。
アルバート・カイプマーケット
ここは最初に来てビックリしたけど、こう云う所謂テント・マーケットではヨーロッパ1の大きさらしいワ。
花屋さんも6軒くらい入ってる。1軒ずつ見て回るのも楽しいネ。
花はこのマーケットが1番安いかも。
シャイニー・ローズ
これはラメのシャワー浴びて輝いてるネ。
クリスマス飾りもそろそろだし良いんじゃない?
ラメがキラキラと舞うからそっと扱わないとネ。
プレゼントのボックスにこんな綺麗なブルー1輪添えて上げればネ。
後ろは黒。
シャイニー・マム
マムも眩く輝いて和から遠くなってヨーロピアン。
黒葉
この黒く輝く葉はヒューケラに似てるけど樹の枝につく葉かしらネ?
染めてるかも知れない。会話成立したら聞いてみる。
オーニソガラム
球根花。
オーニソガラムの種類は結構あって小輪から大輪まで。
写真の花は良く花屋さんに売ってるけど、家でも育てられるワ。
この小輪の品種が毎年良く咲いてくれると思うヨ。
ヘレニウム
キク科の多年草。
何か惹かれる花だヨネー。かなり小輪。ブーケの中にあって目立たない存在感。
輪で云えば大輪がヒマワリ、中輪がルドベキア、そして小輪がヘレニウム。
そうだ、カモミールはもっと小さくて色も白だけど姿が似てるネ。優しい。