デン・ハーグ クリンゲンダール公園内日本庭園
今日は昨日云った通り、デン・ハーグまでやって来ました。
友人と、アムステルダム中央駅のピアノの前に13時待ち合わせ。
それからインター・シティーと呼ばれるトレインで、デン・ハーグまで。1時間足らずの旅。
今日の目的はデン・ハーグのクリンゲンダール公園内にある日本庭園の見学。
日本庭園・・春と秋6週間の期間限定で一般公開される。
今年の春は今月の12日まで。無料。
と云う事でオランダ唯一の日本庭園を見に行こう!と友人と2人で短い旅に出たと云うワケ。
ところが今日に限って、何かのトラブルか途中のライデンからバスで行く破目になり、、最初からハプニング。
ライデンからデン・ハーグまでのバスが無料になって、こんなところはオランダの鉄道会社、良い人達が揃ってるワ。
15:57
日本庭園入口
逆光で画像ハッキリせず。
ちょっと待って。私達も、もたもたして1度途中で降りちゃったりしたけど、随分時間ロスしたワ。
インター・シティー1本で行くところを、慣れない駅でバスに乗り換えてあっちだこっちだ考えて、もう4時じゃない。
時間無駄にして、デン・ハーグまで往復で買っちゃった友人なんか、大損じゃん!
やっぱ後でコーヒー奢るネ。
ちょっとここで学のお話。
こちらの日本庭園はクリンゲンダールの前所有者のレディ・ディジーによって20世紀初めに造られた。
当時何度も船で日本に渡り橋や灯篭、色んな物を持ち込んだと云う事。
飛行機でも辛いのに、素晴らしい熱意と情熱。
そして、今もそのままの形で残されているんですって。
何か伝わって来るヨネ~、感動が。
日本人としてはとてもありがたく誇らしく、ずーっとこの歴史ある公園の一角に存続を願います。
15:59
寄付のお願いかしら。
それとも、云い値でこのカメ買って、かしら。良くわからない。
15:59
庭園内
さあ、庭園の中へ入って来ました。
この大きな葉を持つ植物は解らない。
下を小川が流れていたヨ。
15:59
東屋?
椅子ではありません。か、座らないで。か、そんな事が書いてある。
いよいよ日本色濃くなって来たネ。
16:01
小川
きっちりとした日本庭園と云うのじゃないワ。
どこかの庵と云うカンジね。
春秋の6週間ずつと云うのは、それぞれの1番良い時を見て貰おうと云うありがたい意思が伝わって来るネ。
ただ、ちょっと閉館時期が近づいている所為か、ツツジやシャクナゲがほぼ終わりを告げてる。
10日程早かったら全盛期だったかもネ。仕方ないヨネ。気候にもよるし。
16:02
灯篭
こちらは緑1色の景色。
レディー・ディジーの意思をしっかり受け継いで、今尚存在を誇ってる灯篭。口を利かず、来訪者を見守って来たんだ、苔むした地と共に。
何か聞いた様な事云ってるけど、改めて写真を見てたらそんな気にもなるヨ。
レディー・ディジーの事とか想いを馳せちゃうヨネ、こんな私でも。
16:03
サクラソウ
今度は緑に色が付いたヨ。
サクラソウの1種だと思う。こんな色が入るのも良いネ。
最初は、あまりパッとしないかナ~なんてちょっと思ったけど、、上手く云えないけど、後からジワジワ来るタイプの庭ネ。
日本にある、バラクラ・イングリッシュ・ガーデンを手入れが行き届いてない庭だ、ってある田舎紳士が云ったんですって。
それを田舎紳士と云うところが、如何に手を抜かない手入れをして自然風に見せてるかって云うのを、見抜けなかったからなんだって。
う~ん、深いヨネ。そんなエピソード思い出した。
16:03
結構絵になるネ。
その場に居た時は解らなかった。
こうして写真で見ると凝縮されると云うか、ハッキリ見えて来る。
16:03
石碑
朽ち果てた様な石碑も、深い意味があるのかナ。
16:05
太鼓橋 1
静寂・静謐。
知った様に云うと、そんな言葉がピッタリじゃない?
日本人には逢わなかったけど、随分外国人観光客も訪れていると云う事。
確かにネ、私の知る限りじゃ庭と云えば、イングリッシュ・ガーデンに日本庭園くらいだワ。
大した物ヨネ~、日本庭園!
皆、日本の紅葉を取り入れたりするんだものネ。
16:05
黄ツツジ
こちらのツツジも、もう終わりを迎えてる。残念。
緑を染めてる黄色のツツジはどんなに綺麗だったかしら。
これってネ、遠くで眺めた方が綺麗だった。
16:05
太鼓橋 2
この庭園に2つある真っ赤な太鼓橋。
太鼓橋と云えば赤ヨネ。
私達もここで写真を撮ったヨ。
16:07
ピアノ
ピアノで日本の曲が流れていたんですって。
公園の入口で、オランダ婦人が日本人と解ったのか私達に、日本庭園美しい。ピアノで日本の歌も弾いててワンダフル。行ってみて!、と素晴らしい・美しいを連発してくれた。
16:11
ヤマボウシ
こちらの庭にはヤマボウシ居ないのかナーと思っていたら、最後にお出迎え。
そしてお見送り。
何だか、時間かけて来た割には、ものスゴ・早送りみたいな写真の撮り方になっちゃったワ。
そんなに歩かないで、四方見渡せば写真に納まってくれる景色がそこにあって。。
どうだった?
遠い日本を遥々越えて、長い年月このオランダの地で静かに訪れた人達と共に生きてる、物云わぬ物達。
未来永劫居て下さい。
明日は又、デン・ハーグからお届けですヨ!