アムステルダム 映画事情 15
運動クラブのオランダ人に誘われて、映画に行った。
邦画らしい..と思って映画館の前で待ち合わせたら、、何と!「万引き家族」だった。
映画「万引き家族」の話は何度か耳にしたが、、宣伝チラシは殆ど目にせず。
..で。。
宣伝用プレート
映画を観る何日か前に、セントラル近くの路上のこの看板を目にして、良く解らないまま写真を撮った(バカ)。
樹木希林さんのお顔が違う人に見えたし..「万引き家族」の文字がどこにもなくて。。
遠目で撮ったし...とひどい云い訳してますが。。。
日本では6月公開だったみたいネ。
全米の次くらいに早い封切のオランダですが、日本モノは遅いんだネ。
感想は云わずもがな...。
カンヌ国際映画祭で最高の栄誉「パルム・ドール」を受賞したと云うこの作品、今ここで一緒に観てる人達はどんな風に感じてるんだろうか...と、1人ハラハラと静かに泣いてる私は思った。
ついつい自国ビイキになって、周りの人の反応盗み見たりしちゃうネ。
樹木希林さんの素晴らしい遺作の1つには違いない。
サクラさんも好きデス。他の人も皆好感。
余談ですが、、リリーさん、身体がスゴく若かった。
館内 1
カフェ。
観終わってからの歓談でも良し..待ち合わせに早く来ちゃって、余韻の前の心躍る一時をコーヒーと共に過ごしても...どちらも自由。
館内 2
もうちょっと奥にあるカウンター。
こちらでオーダー。
チラシ A面
オランダ仕様のチラシ。
スペイン人の若者も「コレエダ!」と知ってた。
チラシ B面
オランダ語であらすじ的に書いてある風。
映画館
映画館正面。
前来た時に撮った写真。
この映画館はアップルストアの近くにある。
ちょっとマイナーな映画館なのか、外観小さいネ。
もっと大きな立派な映画館も何軒かあるヨ。
どの映画館も、日本の様に個別上映室がいくつもあって目的のブースで鑑賞。
「RADIANCE (光)」
こちらも、同映画館で同オランダ人に誘われて大分前に観た映画。
最初にこの日本映画を観た時に、本人の声で日本語が流れて来て字幕がオランダ語だった事に軽い衝撃、そして大きな感動を覚えた。
いつも映画は台詞・英語、字幕・オランダ語のパターンだったので..一瞬不思議な感覚に襲われたヨ。
言葉のストレスがいっぺんに吹き飛んだ!
女流監督河瀬直美作品・永瀬正敏主演のこの映画も、隣りの彼女を窺いつつ...ハラハラ泣いた。
やはりカンヌで賞を取ってるネ。
永瀬さんは、遠い過去に日本で観た「隠し剣鬼の爪」以来の密かなファン。
オランダ人のその友人に、2度も日本映画に誘われて...。
その2作品どちらにもハラハラ涙。号泣じゃないんだヨネ。
何か、しみじみホワッとした幸せ感。の中に漂う切なさみたいな。。。
彼女にホントに「ありがとう!」。
その彼女も、この2作品を「2人で日本の映画を観て来た。素晴らしいフィルムだったヨ。」と何度も事ある毎に云っていたので、身ビイキの私程じゃないにしてもオランダ人にも同じ感動が流れたんだナ~、と嬉しかったワ。
街並(Leidseplein)
アップルストア角の斜め前の広場。
「万引き家族」を鑑賞して出て来た18:35のカフェの風景。
すっかり冬支度。街はクリスマスモード。
この後、続きがあった。。
彼女がオランダ語の個人レッスンしてる場所へ一緒に来る?と云われ..同席させて貰った。
生徒はスペイン男性。彼がカフェラテをご馳走してくれて、ほんのちょっぴり会話に参加。
何てこの日は運が良い1日だったんでしょう!
ありがとう~~!!
とちょっと逸れて、終わります。