アムステルダム 語学レッスン事情 14
今日は、今年最後のオランダ語レッスン。
面白・楽しいゲームのお話。。
授業の最後の方で、先生が13個の・を黒板に書いた。
この・を10個とか12個とかの話、した事あったっけ??
こんな風に。
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1人ずつ、好きなアルファベットと云うか..当たっていそうなアルファベットを云って行くの。
先生が思っている単語になれば良いんだ。
今日は、そんなワケで13個のアルファベットで意味を持つ単語を浮かび上がらせなきゃいけないの。
先生が思っている13文字の単語。
私達は最初全く解らないので当てずっぽうに云って行く。
アルファベットが、単語の中の何番目かにあれば・の何番目かを1文字ずつ埋めて行く。
このゲームは「galgje」と云う名前のゲームらしい。
「galgje」直訳すると、絞首刑執行人。
何だか恐ろしい名前なので、オランダ歴の長い友人に聞いてみた。
返って来た答えは...絞首刑ゲーム(首吊りゲーム)。
起源はイギリスらしい。
名前は良くないけど、発想が面白いネ。
タイトル変えれば楽しいゲーム。
答えたアルファベットが単語の中になければ、「吊るされる絵」の線を1本ずつ足して行く。
今になって..ナール・納得!
結構このゲームは事ある毎に、と云うか少し時間が余った時とかに始められる。
誰か外れると、線を1本ずつ囲って行くこの絵..は何だろう??と思っていたんだヨネ。
おぼろげには何となく...だったんだけど、今日ホントに納得した。。
絞首刑ゲーム
中央のアルファベットが、皆で外しながらも埋められた文字。
ある程度まで行くと、当てずっぽうが閃いたりして途中で解っちゃう事もあるんだ。
今日も「vakantie 」=バカンス・休日、は閃いたんだけど、最初の1文字が埋まらなくて...。
そして...アレッ?クリスマス・マーケットの順路に出てた「kerst」じゃないの???
と私の頭はグルグルグルグル。
思い切って「k」と答えた。。
これが大当たり!
最後の足が描かれて下の線まで行ったら先生の勝ち。
危機一髪で絵は完成せず。皆、刑を処されなくて助かった。。
もうちょっと前から「k」じゃないかナと思っていたんだけど、その前に「k」が出てるでしょ。複数あったらその分埋めなきゃいけなかったのに先生のミス。
そう思ってた生徒も居たみたいだけど、最初に答えた私の勝ち。
賞品
何と!チョコレート貰った。。
この間はシンタクラースの時。
今日は、クリスマス間近と云う事と今年最後の授業と云う事で先生奮発?したのネ。
私も授業の最初に、クリスマス・マーケットで買って来たドッシリ重いチョコレート、"ありがとう" を込めて先生に。。。
今年最後の授業で良い事あって、良い締め括り。
クリスマス・マーケットも伊達に遊んで来ただけじゃなかったネ。
何てったって、「kerst」の「k」が答えられたもの!
先生の今日のお題は、「クリスマス・ホリデー」。
勘が働いてあまり早く解っちゃうのも先生、つまんないみたいヨ。
だから...生徒のレベルに合わせて、ちょっとジタバタするくらいまでの単語を考えなきゃ..ネ。
たまには刑の執行もしたいんじゃ・・・。
(お尻叩きの刑くらいに思ってネ)
この「galgje」と云うゲーム、私の知る限り...日本にはないと思うんだけど...。どう?
やっぱりこのゲームの醍醐味はアルファベットよね。。。
スペルがものを云うから、日本のひらがな・カタカナじゃゲームにならないかもネ。
さて今日は、こんなある日..今年最後の授業のお話デシタ。
今日みたいな、楽しげな授業ばかりだと良いんだけど...。
それでは、又明日。